子どもの矯正 『見た目』も『健康』も正しく育てる予防矯正とは children

歯並びや噛み合わせが悪いと様々なデメリットが生じる

歯列矯正を始める患者様のほとんどは歯並びが悪いからという理由で治療を受けます。一方で、歯科検診などで噛み合わせが悪いと歯科医師から歯列矯正を勧められることがあります。この歯並びと噛み合わせは一見同じようで、実は別物なのです。その例として、歯並びが良く見えても、実際は噛み合わせが悪いというケースがあります。矯正をすべきかどうかを考えるときは、歯並びの良し悪しだけでなく、噛み合わせのチェックも大事なのです。

歯並びや噛み合わせが悪いと様々なデメリットがあります。例えば、見た目の問題、噛みにくさ、ケアのしにくさ、顎への負担などが挙げられます。矯正治療を行うことで機能的側面でのデメリットが解消でき、さらに見た目を良くすることができます。

歯並びが悪いとむし歯・歯周病になりやすい

歯並びが悪いと、食べ物が歯間に詰まったり、唾液が歯の隅々にまで行き届かなかったりすることがあります。そうすると、歯垢が溜まりやすくなり、余計に丁寧なケアが必要になります。それでもケアを怠ると、むし歯や歯周病といった細菌が原因の病気にかかりやすくなります。こうした理由で、歯並びが悪いとむし歯・歯周病になりやすいと言われるのです。

歯並びを治すことで、唾液が食べ物を喉の奥へと動かしやすくなり、汚れが溜まりにくくなります。さらに、歯ブラシやフロスでケアをする際も、清掃がしやすくなります。その結果、歯科疾患のリスクが低減できるのです。

見た目の問題でコンプレックスにも

お子さんが矯正治療を受けたいと思い始める一番のきっかけは、やはり歯並びの見た目が気になるからではないでしょうか。多感な子どものときにこうした容貌のことで悩みすぎてしまうと、それがコンプレックスとなり、内気になってしまうなど、コミュニケーションの取り方にも影響を与えることがあります。

矯正治療によって歯並びを治すことで、見た目が良くなれば、笑顔に自信が持てるようになるでしょう。悩みが解決し、考え方が前向きになることは生活の質の向上にも繋がります。

小児矯正のメリット

  • 鼻で行う正しい呼吸ができるようになる
  • 発音が適切になる
  • 顎の成長を利用して治療ができる
  • 歯を抜かない確率が高い
  • 顔貌に自信が持てる

幼い頃から歯列を管理し、不正咬合の予防を

子どもの歯と大人の歯は移動に必要な力が大きく異なります。子どもの場合は顎が成長中であり、歯もこれから生えるものばかりです。適切な場所に生えるように導きやすい状態です。大人の場合は、既に永久歯が生え揃っていますので、歯に大きな力をかけて移動させることになります。理想的な治療には、歯の上の方だけ動かす傾斜移動ではなく、歯全体を動かす歯体移動が求められます。これは簡単なようで、難しいのです。

理想的な歯並び・咬み合わせを実現させたいのであれば、できるだけ幼い頃から矯正を始めておくことです。子どもの歯並び矯正では、歯が不適切な位置に生えないように管理し、噛み合わせの悪化を未然に防ぐ予防矯正を主に行います。

大人になってからではできない、顎の骨の拡大も可能

子どもだからこそできる矯正方法に床矯正があります。これは歯を直接動かすのではなく、歯が並ぶ部分である顎堤を広げる治療法です。歯がガタガタに生えるケースのほとんどは顎堤がV字型になっていますが、これをU型にすることでスペースをつくることができます。

大人になると、顎の成長が終わっているため、床矯正は行いません。そのため、歯が並べられるスペースが足りないと、どうしても抜歯を余儀なくされてしまいます。顎を広げて歯が並べるようにするというのは、小児矯正の大きなメリットです。

小児矯正(第一期)は比較的費用がリーズナブル

矯正治療の費用が数十万円するということは、もはや一般的な常識です。確かに、ワイヤー矯正は80万円程度が相場で、これは自由診療という理由も一つにはありますが、それでも安くはないと言えるでしょう。

それに比べると、小児矯正は費用がリーズナブルです。小児矯正は第一期と第二期に分かれており、第一期は混合歯列期に行う準備のようなものです。この第一期にあたる矯正治療はワイヤー矯正ほど費用がかかりません。それは、第一期の治療がワイヤー矯正のような大掛かりな装置ではなく、歯や舌、頬を適切な位置に収めるための機能矯正の装置を使うためです。

今だからこそできる未来への矯正

小児矯正は大人の矯正とは違い、歯並びや噛み合わせが悪くなっていない状態から予防的に始めることができます。これはつまり、未来への投資でもあります。成長と共に噛み合わせが悪くなり、「あのとき矯正を始めていれば……」と思ってからでは予防矯正は遅いのです。小児予防矯正がこれからのお子さんの長い人生における、健康なお口づくりを支えてくれるでしょう。

矯正装置の種類

マイオブレース

マイオブレース・システムは、早期予防矯正治療のための装置です。歯並びを根本から解決するために設計されています。就寝時間とさらに1日1時間、装置を装着します。そのほかの時間は外していても構いません。これによって間違った口腔習癖、歯並び、顎の位置を改善し、顔の骨格の最適な発達を促します。適齢は3歳~15歳です。

MFT

MFTとはOral Myofunctional Therapyの略で口腔筋機能療法のことです。MFTでは口腔内の筋肉の働きを整える訓練を行います。歯は舌、唇、頬の筋肉から常に力を受けているので、これらの動かし方が正常でないと、歯並びに影響してしまいます。MFTによって、これらの正常な位置を覚えたり、悪い癖を治したります。

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