矯正を受けるメリット
歯並びは、見た目の美しさだけでなく、「噛む」「話す」「飲み込む」といった機能とも密接に関連しています。いずれも生きていく上で重要な機能であり、正常であるに越したことはありません。もしも、歯並びの乱れによって、いろいろな機能が障害されているのであれば、矯正治療で改善しましょう。もちろん、長年のコンプレックスだった悪い歯並びを治したい、という希望からでも構いません。矯正治療を受けることで、結果的に以下に挙げるようなメリットが得られます。
- 歯並びがきれいに整い、口元のコンプレックスが解消される
- 清掃性が高まり、むし歯や歯周病にかかりにくくなる
- 噛んだ時の力が均等に加わり、歯の寿命が延びる
- かみ合わせも正常化され、そしゃく能率が上がる
- お口周りの筋肉が正常に機能する
- 正しい発音や呼吸法が身に付く
マウスピース型矯正とは?
当院では、マウスピース型矯正に対応しております。従来のワイヤー矯正とは異なる根本的に異なる治療法なので、まずはその特徴についてご説明します。
マウスピース型矯正の特徴
マウスピース型矯正では、その名の通りマウスピースを使って歯を移動します。マウスピースは透明なポリウレタン製であり、装着しても気付かれないほど、目立たない装置となっています。金属製のワイヤーとマルチブラケットを歯面に装着するワイヤー矯正とは、見た目も歯を動かすメカニズムも大きく違います。
マウスピース型矯正のメリット
マウスピース型矯正には、以下に挙げるようなメリットがあります。
- 装置が目立ちにくいため、周囲に気付かれずに歯を矯正できる
- マウスピースは表面が滑らかで歯列にフィットするので、粘膜を刺激しにくい
- 比較的弱い力で歯を移動させることから、矯正に伴う痛みが少ない
- 装置に金属を一切使用しないので、金属アレルギーのリスクがない
- 装置の形態上、発音障害が起こりにくい
ワイヤー矯正と
マウスピース型矯正の違い(比較)
ワイヤー矯正 | インビザライン | |
審美性 | 装置が目立ちやすい | 装置が目立ちにくい |
金属アレルギーのリスク | あり | なし |
装置の取り外し | 不可能 | 可能 |
口腔ケア | しにくい | しやすい |
会話 | しゃべりにくい | とくに問題なし |
その他のリスク | 装置が脱離しやすい | 装着時間を守らないと治らない |
インビザラインとは?
当院では、「インビザライン」というマウスピース型矯正装置を取り扱っております。マウスピース型矯正の代名詞でもあり、世界で最も普及しているシステムなので、ご存知の方も多いことでしょう。これまで世界では800万人以上がインビザラインで歯並びを治療しており、その効果も実証済みです。
インビザラインの特徴
インビザラインには、以下に挙げるような特徴があります。
見た目が美しい
インビザラインのマウスピース(アライナー)は、透明なので装置が目立ちにくいです。歯列にフィットするようデザインされており、見た目の美しさはワイヤー矯正と比較にならないくらいです。接客業など、人と接する機会が多い職業の方でも問題なく矯正を行えます。
自由に取り外せる
インビザラインは、1日20時間以上というお約束を守っていただければ、好きな時に取り外すことができます。食事や歯磨きの際も取り外せるため、不自由を感じる場面が少ないです。
食事に気を遣う必要がない
インビザライン矯正では、食事の際に必ずマウスピースを取り外します。矯正前と同じように食事が楽しめるのは、ワイヤー矯正との大きな違いです。
金属アレルギーのリスクがゼロ
インビザラインによる歯列矯正では、金属材料を一切使わないため、金属アレルギーを発症するリスクもゼロとなります。見た目が美しいだけでなく、身体にもやさしいのがインビザラインの特長です。
不快な型取りが不要で治療前にシミュレーションもできる
当院では、お口の情報を得るために「iTero(アイテロ)」と呼ばれる口腔内3Dスキャナーを用います。ペンタイプのスキャナーをお口の中にかざすだけで、歯並びの情報が得られるため、シリコン印象材による不快な型取りが不要となります。そうして得られたデータを用い、治療前に3Dシミュレーションを行えるのもインビザラインの大きなメリットです。歯がどのように動いていくのか、3Dアニメで確認できます。
口腔内スキャナー「iTero」について
「iTero」とは、インビザライン専用の口腔内スキャナーです。精密な光学印象が可能となり、次に挙げるようなメリットが得られます。
矯正治療の精度が高まる
従来のお口の型取りは、術者の技術力に左右される部分が大きく、どうしても寸法のズレなどが生じてしまいます。その点、精密な光学印象が可能な「iTero」なら、正確性の高い安定したデータが得られます。その結果、矯正治療の精度も高まります。
不快な型取りが不要となる
「iTero」による光学印象では、シリコン印象材をお口の中に押し込む必要はりません。小型の口腔内スキャナーをお口の中にかざして、光を照射するだけなので、患者さまの心身にかかる負担も極めて小さくなっています。
治療の進行がスピーディーになる
従来の型取りを行った場合は、模型を作製してそれをアメリカのアライン社へ輸送する必要がありましたが、光学印象の場合はデータを瞬時に送信できます。輸送時間等を考慮する必要がなく、矯正治療をスピーディーに始められます。
マウスピース型矯正(インビザライン)の
治療の流れ
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カウンセリング
まずは、歯並びに関するお悩み、治療へのご要望をお聞かせください。iTeroを用いれば、数分で治療のシミュレーションを行うこともできます。
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精密検査・治療計画の立案
さまざまな検査を行って、お口の中の情報を集めます。その結果をもとに、治療計画を立案します。
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治療計画の説明
検査・診断の結果、および治療計画についてご説明します。気になる点、わからない点があれば遠慮なくご質問ください。患者さまに心からご納得いただくまでは、治療を開始することはありません。
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矯正治療の開始
マウスピース(アライナー)を用いた治療の開始です。2週間に1回、マウスピースを交換していただきます。必要に応じて、アタッチメントと呼ばれるプラスチック製の突起物を設置することもあります。
歯の構造
IPR
歯と歯の間を歯に影響がない範囲(エナメル質の範囲)で削り、歯の大きさや形態を修正したりする処置。アタッチメント
歯と同色の樹脂で治療後に撤去します。役割は歯にかかる力を細かく調整して、効果的に歯を動かしていくができます。
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定期的な通院
2ヶ月に1回程度の頻度で、ご来院いただきます。歯の移動状況やお口・マウスピースの状態などを確認いたします。問題がなければ次のマウスピースをお渡します。
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治療完了・保定
マウスピースによる歯の移動が完了したら、後戻りを防止するための保定期間に入ります。治療に用いたマウスピースとほぼ同じ形の保定装置(リテーナー)を装着して、歯のその位置に固定します。
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メンテナンス
すべての処置が完了したあとも、定期的にメンテナンスを受けることで、美しく、健康的な歯並びを維持しやすくなります。むし歯・歯周病予防もかねて、3~6ヶ月に1回はメンテナンスを受けるようにしましょう。
マウスピース型矯正(インビザライン)の
料金(税込)
カウンセリング | 0円 |
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診断・治療計画の立案 | キャンペーン価格5,500円 |
矯正治療費 | キャンペーン価格715,000円(税込) ★地域最安値 ★月々10,300円から始められる ★医療費控除でさらにお得に |
毎月の調整料 | 0円 |
保定装置 | ※必要に応じて 33,000円~66,000円 |
マウスピース型矯正(インビザライン)のお支払い方法の例
当院では、お支払い方法が3種類あります。
①現金 ②クレジットカード ③月々払い(デンタルローン)
マウスピース型矯正(インビザライン)の
相談方法
まずは、お気軽にご来院いただけるよう、歯並びにお悩みをお持ちの方、矯正を迷われている方、マウスピース矯正をご希望の方は、歯並び相談を受けていただけます。光学スキャナーを用いて歯型をその場で採り、矯正する前と後の画像をお見せします(Before After)。当院にお越しいただき、マウスピース矯正についてのご説明を行い、様々な疑問にもお答えします。是非、お気軽にご来院ください。
医療費控除で返ってくる金額の目安
マウスピース矯正 料金 715,000円(税込)
所得別 医療費控除還付額目安
課税所得により還付金額が変わります。
- ●課税所得:195万円~330万円
→還付目安金額:123,000円
★実質矯正金額:592,000円(税込) - ●課税所得330万円~695万円
→還付目安金額:184,500円
★実質矯正金額:497,200円(税込) - ●課税所得695万円~900万円
→還付目安金額:202,950円
★実質矯正金額:512,050円(税込) - ●課税所得900万円~1,800万円
→還付目安金額:264,450円
★実質矯正金額:450,550円(税込)
※家族構成や家族の収入、保険料等によりバラつきがありますので、減税額はあくまで目安です。
※保険金などで補填される金額は、医療費総額より差し引かれます。
※今年1年間の医療費(以下・歯科含む)の領収書はとっておいてください。
※交通費等も含めることができます。